名神栗東カントリー倶楽部/1991

建物概要

建物名称 名神栗東カントリー倶楽部 
発注者  京滋観光開発 株式会社
所在地  滋賀県
用途  スポーツの練習場
構造/階数  RC造・地上3階
延床面積  3,103㎡

設計主旨

東海道五十三次の「雨の土山」で有名な滋賀県甲賀郡土山町にある名神栗東カントリー倶楽部の開場三十周年記念事業として、このクラブハウスの建て替えが計画された。既存のクラブハウスで営業を続けながらの建設計画であったため、多くの制約を受けての設計となった。ゴルフクラブの設計において周辺の景色、特にそのクラブの主役となる眺めに据えたい室は、食堂、浴室、ラウンジ、コンペルーム等である。よって、建物を135°の「く」の字型に曲げ、2階のラウンジ、食堂から、1番のティーグラウンド、18番グリーンがパノラミックに見渡せるよう配置計画した。室内は、自然の素材を中心にインテリアがまとめられており、やわらかな光の演出のため、各部のディティールに工夫がなされている。