四天王寺大学8号館音楽棟 大阪府/学校/2011

建物概要

建物名称 四天王寺大学8号館音楽棟 用途/テーマ 学校
発注者 学校法人四天王寺学園 構造/階数 RC造・地上3階、地下1階
所在地 大阪府 延床面積 2,096㎡

設計主旨

四天王寺大学の教育・福祉・保育を専攻する学生の為の学びの場として、耐震性など施設の機能を向上させ、より良い学習の場を提供するために新音楽棟が計画された。四天王寺大学は、四天王寺境内の中心伽藍と同じように、講堂を中心とした東西南北の軸を意識した配置となっている。この音楽棟はその講堂の正面に位置することから境内の伽藍配置に習い、講堂の東に位置する東大門として、象徴的な講堂への導入部を意図するような形状とした。この建物が自然に学生達を招き入れ、ここから学内の施設につながり、学生が往来する中で、音楽を学び、音楽にふれあう場として、身近に親しまれることを目指している。外観としては、建物全体がゲートとしての印象を感じられるように、ガラスと御影石の壁を門形にし、左右対称でなおかつ前後の外観を同形状にした。校舎として最初に目にする施設であるため、透明感のある印象を与えられるようにカーテンウォールを大きく取り入れた壁面になっている。1階の中央ホールは通り抜けができる2層吹き抜けの空間で、建物の前から後ろの講堂が見通せるようになっており、明るく開放的な学生ホールに人が集い・憩い、学生達の交流が深まることを期待している。1階は全学部の学生が利用出来る用途になっており、2階・3階は音楽を学ぶための教室が配置されている。学習関係室は学生の更なるスキルアップを応援するため遮音性に配慮しながら、授なって業・練習風景が確認出来る施設になっている。また、外部空間として音楽棟と講堂の間に、地面を掘り込み周囲を階段状にした広場を設けている。屋外ステージとしても利用出来るようになっており、この広場に学生が憩い・集い、様々な用途に利用されることを期待している。