ヤマキ合成 本社工場/2019

建物概要

建物名称  ヤマキ合成 本社工場
発注者  株式会社 ヤマキ合成
所在地  大阪府
用途  工場
構造/階数  S造・地上4階
延床面積  2,158㎡

設計主旨

大阪府東大阪市に本社を移転した計画である。主な建物用途は工場であり合成樹脂の着色加工・販売を行う。東大阪市はモノづくりの街として住工共生まちづくりを掲げている地域である。そのため周辺への環境対策(騒音・振動・公害等)も念頭に建物計画を行った。周辺は町工場の密集地域のため建物外観の色彩計画は周囲の圧迫感低減も考慮し、シルバー色やライトグレーを基調とした軽快な外観を目指した。平面計画は事務所と工場部分を明確に区分けし、作業環境に合わせた設計を行った。工場部分は2フロアで構成しており、生産ラインの関係上、上層階から資材を投入し、下層階で加工を行う必要があるため、上下階が連続した工場空間となっている。