登大路ホテル 奈良県/宿泊施設/2007

建物概要

建物名称 登大路ホテル 用途/テーマ 宿泊施設
発注者 株式会社森精機製作所 構造/階数 RC造・地上3階、地下1階
所在地 奈良県 延床面積 1,831㎡

設計主旨

この建物は当初、企業の海外顧客のためのゲストハウスとして建設されたが、その後、高級会員制ホテルとして全面的にリノベーションされた。敷地は世界遺産に登録される奈良公園に隣接する豊かな自然と歴史風土に恵まれた場所にあり、自然・歴史とモダニズムが織りなすデザインをコンセプトに設計を行った。瓦、モルタルかき落しといった伝統的な材料を用いることで歴史的な景観に合わせながらも、アルミカーテンウォールを組合せ、手摺や柱型の伝統的なデザインモチーフを押出型材によるシャープな現代的な表現とし、開口部にミラーガラスを使用することで、周辺の豊かな緑を映し込み、建物を風景に溶け込ますことを試みている。内装にもそのコンセプトを共有し、モダンデザインをベースにしながら、大理石や羽目板といった伝統的な材料を用いた温かみが感じられる落ち着いた室内に、大きな開口部から臨む周辺の豊かな緑が溶け込み、悠久の歴史と一体となった贅沢な空間づくりを目指した。